ゲボ日記
「まりりんの日々修行」は3月24日で止まっている。
まりりんが築地のがんセンに入院しているからだ。
3月24日の夜、まりりんからメールが入った。
「明日、がんセンターに入院だって…」
翌日、電話したら「検査だから~」だったので安心しつつ、いつものバカ話しを楽しんだ。
「1週間、のんびりしておいで~」
3月28日
「いやー、我ながら意外な展開。肺がんは急に再発していて、治療が必要になった。ま、あと一週間の入院だけど」
朝、まりりんからのメールを見て「なんと返信してよいやら」思案してたら、共通の友人のおすみさんから電話がかかった。
___抗がん剤治療になる。点滴投与ではなく、ポケットを埋め込んで直接流し込む方法をとる。そのための手術を3月28日に受ける___というようことらしかった。
まりりんにメールした。
「もう、手術は終わった?ちょっとシンドイな~
ガンバレよ~
早くよくなってなって、また飲もうね~
アンタの顔見に行くから、笑える話、収集しといてね」
「もう、手術は終わったよ。心配するひまもないうちに、ことがどんどん進んでいく。
おかしいのは、あたし的ジョークがすべりまくりよ、ここでは。
来週からゲボの快感をレポートする。
一番、副作用の強いのに挑戦するからね。
だってね、がんセンターのみで行っている実験で『たぶんいいんでネーか』というものよ。
『イレッサがいいと思うけど、イレッサは体力が落ちてからでもできるからね』って言われると『そうかそうだよね、体力あるし…』という往生際の悪さ全開でーす」
「へばってなくて、安心した。ゲボ日記、書けるだけ書くがいいよ。『こんなん来ました~』って日々楽観にのっけていいかな~?」
「いいよー」
ってな28日のメールのやりとり。
29日に見舞いにいったおすみさんからのメールを山から降りてから受け取った。
「とても元気だったから、安心して。
月曜日から、前回より強い抗がん剤の投与が始まるそうです」
そうか、前の4回の時よりハードなんだ。
イレッサよりキツイって…
副作用の強さで誉れ高きイレッサなのに…
「ゲボ日記」ね~
3月31日
「明日とかって、顔、見にいってもいいかな~?」
まりりんにメールしたら、即レスが返ってきた。
「今日は元気に過ごしてるけど、今日抗がん剤投与したから、明日のことはわからないけど、背中さすりにきてもいいよ。
レッドツェッペリンを聴きながらノリノリで点滴してるから、ちっとも気持ち悪くならないんだよね。
ロックながん患者だろってスタッフに言っておいてね」
だってー!
もーッ!!!
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雨上がりの渋谷の桜もまたよい。
病院カレーである。

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