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2006/03/30

主なしとて…

060326_01昨夏以来ほったらかしで、冬場の乾燥期にもろくに水遣りもせず、ようやく暮れ押し迫って植木屋さんに剪定してもらった庭にも、アタシが知らないうちに春が訪れていたようだ。
玄関先といわず、庭に並ばっている鉢ものはほとんど壊滅・死滅。枝を手折れば「ポキッ」と虚しく乾いた音がしてあっけなく折れる。草ものも芽を出してるのはほとんどない。
そこいくと地植えは強い。小水仙が黄色い顔で「ひさしぶりやな~」と笑い、繁殖力旺盛なレンテンローズは「ほっといてんかっ」とばかり色とりどりにジャカジャカ咲いている。
そも植物とは「鉢植え」などにしてはいけなかった。本来草花の持っている「自然力」を奪う仕業の何ものでもないのだ。
いきとし生けるもの、すべからく「自然力」を持している。いらんお世話はせん方がヨロシ。
かつて歌人は「主なしとて…」と歌ったが、下手な主などない方がマシなんである。親がなくても子は育つではなく、正しくは「親がおったに子は育つ。ええ子じゃのー」なんである。
これからは地植えでいきましょ、地植えで。

「ええ子じゃのー」と自らを励まし、下手な植木鉢から「からくも逃げ出した」と自負するアタクシ目なのであります。

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2006/03/29

夜桜幻想

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このページは「編集室・四季折々」の「HANAMI TUOR RELAY ON WEB2006」企画に参加しています。

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3月28日、事務所への行きしな桜を撮りに寄った。渋谷駅・東急プラザ側からタコ足状の歩道橋を渡り、歩くこと7、8分。このあたりの町名「桜丘町」の名にしおう所以のその名も桜通り。
「うーん、やっぱり桜はいいやー」
秋だかに相当深く剪定したとみえて、昨春の咲き具合よりいくぶん花枝の重なりが薄いようにも思えるが、片側はビル、樹下にはひっきりなしに車が行き交う悪条件で、これだけ咲いているのだからよしとせねば。

2月の中旬に事務所移転を視野に入れてから、とっとと移転先を決め、後先かまわずバタバタと3月6日に移転した。歩いて5分とかからない前の事務所よりは倍以上の広さの容れものに移ったところへもってきて、補充すべき机・椅子や収納などは未納だから、なんだかガランとしているが、そんなことを気にかけているゆとりもないほど、このひと月スタッフは「あそびすと」リニュ作業に集中してきた。24日にどうにか予定通りリニュし、訂正などブラッシュアップもあと一息のところにきている。
さてサイトリニュは決してゴールではなく、スタートラインに立つための必要最低条件であることは言うまでもない。「こうなりたい」形を実現するためにしなければならないことの質と量。それを思うと、どうしてもあけっぴろげに浮かれる気分に雲がかかる。
ぐっと踏ん張って雲を払いのけ、来年の春は同じ桜通りを「花じゃ、花じゃ」と「酔いしれて歩いたろうじゃん」と思わずこぶしを握り締める。

午後3時過ぎから始まったミーティングがことのほか長びいて、夜8時過ぎだか9時ごろだったかなー、スタッフとともに事務所を出たら雨が降り出していた。出てすぐに、事務所にカメラを置いてきてしまったことに気がついた。一瞬「めんどっちーな」がかすめたが、ブログに渋谷の桜をUPしたさに、皆と別れて独りカメラを取りに戻った。
雨脚はいよいよ速く風も出てきて、誰だかが置いていった折りたたみ傘がそっくりかえってマツタケになってしまうのをなだめながら歩き出したら、ふと桜通りを思い出した。
「雨の夜桜ってどんなだろうなー」

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濡れた車道にテールランプが反射し、雨煙が飲食店やライトアップの光の筋や照らし出された桜にもやをかける。かくも美しい都会の春夜の幻想。撮り終えた後、傘のマッタケもどうでもよくなって、半分濡れながら時々立ち止まったりしながら、桜通りをの坂道をゆっくり、ゆっくり歩いて下った。
JRへの入り口前を歩いていたら、斜め前から歩いてくる人の顔に目が止まった。まさか渋谷でバッタリ会うなど期待だにしない人だったから、声をかける前に行き過ぎようとするその人の目の前に回った。
思わずお互いに抱き合ってしまった。彼女は「編集室・四季折々」の「モントリオールの空から」に何回か投稿してくれている。カナダ・ケベックに住んでいる彼女とはもう、何年も会っていなかった。聞けば名古屋の実家に父上の一周忌で帰ったら、たまたま仏語通訳の仕事が入って上京した。セルリアンタワーに泊まりだという。
彼女をセルリアンタワーに案内して、元来た道を戻った。
「日本の桜、何年ぶりかなー」
雨に煙る桜を、今度は友と眺めた。

ミーティングが長びいて、アタシがカメラを取りに戻って、夜桜を見に行って、ゆっくり歩いて、彼女の父上が…。
タマタマが幾重にも重なって会うはずのない人に遭遇した。

それとも、桜の妖力に幻惑されたのか?

なんて調子に乗ってついビール呑んで話し込んでたら時間の経つのを忘れてしまった。
飛び乗った電車は最終で、しかも最寄の駅からはかなり手前止まりだーっ!
運よくタマタマ最寄り駅行きの深夜バスに飛び乗れたからよかったけど…
あれ、またひとつタマタマが増えたじゃん!

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2006/03/27

晴れて「卒業」桜

06-entryこのページは「編集室・四季折々」の「HANAMI TUOR RELAY ON WEB2006」企画に参加しています。




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3月25日土曜日、卒業式にでかけた。
誰の卒業式かって?アタクシの長男のヨメさんが晴れて大学卒業となったんである。

3年前の同じ3月25日にも同じ桜を、似たようなタイトルでUPしている。桜とともに写っていたのは次男とそのヨメさん。次男は3年で結婚、4年でパパになった。だから写真のヨメさんはオシメバッグをかけた後姿で写っている。

奇しくも同じ桜を背景に今年は長男のヨメさんが、その息子のたけぽん(アタシのマゴだいね)を抱っこして写っている。ヨメさんの後ろにわずかに写っているのはヨメさんの恩師。対して深々と頭を下げているのが長男だ。

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卒業式会場の父母席は満杯でとても入れそうになかったが、かえって外の方がたけぽんも退屈せず、「シーッ!」などと言わずもよく返ってよかった。
会場脇の巨大スクリーンで式の様子を眺めたり、スクリーン脇や構内そこここの2~3分咲きのソメイヨシノを見上げたり、テレビモニターが設置してある教室で、長男、ヨメさんのお母さん、アタシはカンコーヒーを飲んだり、たけぽんはパンをかじったり、しまいにアタシなどコックリ舟こいじゃったり…

彼らが結婚の時、長男はヨメさんを迎えてもおかしくない年に達していたが、かたやヨメさんは大学2年生。
3年生でママになった。持ち前のおおらかさとバイタリティで乗り切った、など一口で言えない様々があったろうが、ついぞグチらしきを聞いたような記憶がない。

「よかった、よかった」
「ほんと、ほんと」
「留年もせず、よく頑張ったよね」
「先生にも理解していただいて」
「ご学友にも協力してもらって」
「そうそう、ゼミの合宿にたけぽんも連れていったりね」
「最初はパパもいっちゃったりしてね」

などなどバー同士、しみじみ。

うららかな、うららかな暖かい春の一日だったことでした。

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2006/03/26

唐辛子&オイル

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少し時間があいて、けれどもバリバリ動いたり書いたりという気分にはなれず、かといってズルズルしているのも落ち着かない。
「コーヒーでも飲むか」ってんで台所に入ったら、ふと例の「唐辛子」のビンが目にはいった。思いついて「唐辛子&オイル」をこさえることにした。それ用のビンは数日前に買っておいた。1000と数百円。ちょっと張り込んだ。フタを開けるとパッキンが注ぎ口形になっている、なかなかのモノだ。
唐辛子オイルのレシピは知らないんだが、ダメもと。おばちゃん的チャランポランクッキングだ。
きれいな形の唐辛子を3本ばかり、布でふいて丸のままビンに落とす。大きそうなのを5本選んで、ヘタを落とし、種を出して、ハサミでできる限り薄くスライスにしたのを入れる。上からエクストラバージンノオリーブオイルを注ぐ。ただ、それだけ。なかなか美しい仕上がりに満足、満足。
こういう所在ない時は作業療法に限る。「しめしめエンジンがかかってきたわい」とにんまり。

独り悦に入り、唐辛子&オイルのビンを眺めながらコーヒーをすすっていたら、鼻がムズムズ。何気なく人差し指で両の鼻の穴をグルリほじったら…

ヴゥワォー!!
なんたらザウルスかんたらドンのごとく、鼻から火を噴きそう!!たったあれだけの作業ではあったのに、ビンにフタしてから、ちゃんと手は洗ったのに、どうやら手指に唐辛子のからみ成分が残っていたらしい。
泣けてくる~!!
どうもいけません。唐辛子にはアタル!星の下とみえる。

もちろん、トイレにいく前には、再度よくよく石鹸で手洗いしたことはいうまでもない。

「あそびすと」は3月24日午後10時ごろリニュが完了した。
それにともない、「日々楽観」はブログになった。一度ブログチャレンジをギブし、まりりりんにのっとられて、再度の挑戦になる。
今度はYUNさん・スタッフがついててくれるからダイジョーブ。せっせと更新するのでヨロシクっす。
って、これちゃんと上がるかな~???

※唐辛子&オイルの正しい仕込み方をご存知の向きは、どうぞ教えてくださいませ。ニンニクとかも入れたかったのよね~

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