チベット?の桜
住まいするところは横浜市青葉区。人呼んで横浜のチベット。坂の上のつってんこ・てっぺんなんである。
毎年、この桜が春告げの桜花だった。ツボミが見る見る膨らんで行くのをバスの窓から見上げては、撮るタイミングを計ったりしていた。昨年も同じ桜を撮った。
バスでこの桜樹の下を通らなくなって、もう半年以上が経つ。バス通りより一筋中の通りを歩き坂下へ出て再び登る坂を上がった途中まで、バス停2停留所分歩いてからバスに乗るのが、すっかり習慣になってしまった。
見に行かなければ花が終わってしまうギリギリの今日、久方ぶりにこの桜と対面した。アングルと距離感をつかんで、バスがいいところへ来るのを歩道橋の上で待つ。狙ったショットを撮るのに何度かバスが足元を行き来した。
なま暖かい春風に吹かれながら歩道橋の上で道を眺めていた。桜がそうしているように、桜となって。
バスが行き、バスが来る。
そう、じっとたたずんでいればバスは来る。そして行く。じっとたたずんでいれば…。
どこに位置し、どう構えればいいか。
それさえわかってれば、待つなんてなんでもないってこと。
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